洞爺湖へ行ってきたんだよ

社長が東京ー札幌間を行き来している中、僕はといえば道内をうろうろしております。

先日もご報告したとおり、知床・雨竜・函館・・・。
そして昨日は午後の半日だけをいかして、洞爺湖方面へ行っておりました。

残念ながら今回は写真を撮る時間がなく、慌しい訪問となりましたが、いろいろな話が聞けました。
洞爺湖温泉観光協会に用事があって伺っていたのですが、その場に偶然洞爺湖町の観光課の方がいらっしゃっており、さまざまな今までの取り組みも聞けました。

メイン通りの清掃・環境整備をたった2人で行ったこともあったそうです。
修学旅行生がいっぱい関西方面からも来て、鹿に荒らされて大水が起きやすくなっている山に、朽ちた木を粉砕した「ウッドチップ」を蒔いて保水力をあげるための作業を行ったりもしているそうです。

そして、その観光課の方自身もチームマイナス6%に登録しており、日頃からスイッチ付きタップを用いてまめに節電したりといった行動をされているということでした。
マイバッグも持ち歩いており、もう一切レジ袋なんて貰ってない生活が長いということです。
環境課やサミット準備室・・・ではなく、観光課の方からこういった話が聞けたのはまさに虚をつかれた思いであり、洞爺湖うんぬんではなく、その方の行動に感動しました。

しかも、それを高い意識とか崇高な理念とかではなく、普通に日常のこととしてさりげなく行っているというのが、更にかっこいいじゃないですか。
正直言ってちょっとぶっきらぼうな第一印象の方でしたが、話が終わるころには完全にリスペクトに変わってました。

で、それとは関係なくその晩に聞いた話なのですが、ある人がこういったというんですね。

「20年後、地球が大変なことになったときに、自分の子供にこう言われるだろう。
お父さんとお母さんは、地球がこんなことになるってわかってたの?
わかってたのなら、お父さんとお母さんは何をしてきたの?
その時になんも言えなかったらいやじゃないか。
その時に胸を張って何々をした!って言えるようなことをしてこう」

なんだか、その観光課の方が20年後に子供・・・いや、年齢的にはもしかしたら孫かもしれないけれども、とにかく純真無垢な子供から同じ質問をされたとき、きっと胸を張って何々をしたのは俺がさきがけだ!ぐらい言うんだろうな、と。
そんなことを考えて、少し楽しくなりました。

ちなみに、上の「ある人」が言ったとされること。
これは僕なりのバイアスを通っているので、改変されている可能性99.9%ですよ。
でも、確かにこれは一つの真実だなって思います。