自然保護、次代へアシスト サッカー元日本代表監督・岡田武史さん

自然保護、次代へアシスト サッカー元日本代表監督・岡田武史さん

 ■富良野自然塾インストラクターに

 サッカー日本代表の元監督、岡田武史さん(51)が、脚本家の倉本聰さんの主宰する「C・C・C富良野自然塾」(北海道富良野市)の自然保護活動のインストラクター資格試験を受け、合格した。

 同塾では、訪れた人たちに、46億年の地球の歴史を表現した460メートルの「地球の道」や「裸足の道」「石の地球」などの環境教育プログラムと自然返還プログラムを案内するとともに、ミズナラやシラカバなどの苗を植樹して、破壊された自然の生態系を回復させる活動をしている。女優の竹下景子さんも同じ資格を持っている。

 岡田さんは早大生時代から環境問題に興味を持ち、現在は日本サッカー協会の特任理事で、環境プロジェクトなどに取り組んでいる。

 岡田さんはコンサドーレ札幌の監督時代に、北海道在住の倉本さんと親しくなり、環境教育の推進で意気投合。「多くの人に、環境保護の大切さを知ってもらい、子供たちに原体験として自然の中でのびのびと活動させたい」と、インストラクターになることを思い立った。「試験では自分の言葉で環境問題を人に語れるようになるのが大変だった」と話している。

 同塾では10月4日から2泊3日の予定で、自然環境に関するボランティアらを育成する「シニアのための自然・環境研修会」の受講生を募集しており、倉本さんが講演し野外での体験を行う。研修会の問い合わせは(電)0167・22・4019。

日本サッカーの黄金期を支えた名将、岡田監督がまさか環境問題に興味があったなんて知らなかったですね。

コンサドーレ札幌の監督も務めていたことで倉本先生と親しくなったというのもステキ。
すごく環境について真摯に努められているようです。

先週くらいに、僕が個人的に親しくさせていただいている富良野自然塾のインストラクターの方が「岡田監督と富良野で会ってくる」ということを言ってましたが、まさかこんなインストラクターになるためだったとは知らなかったです。

ぜひ一度岡田監督のホストで富良野自然塾のプログラムを受けてみたいですね。