日本橋ヨヲコさんの漫画の名言

どうにもならない他人の気持ちはあきらめて、どうにかなる自分の気持ちだけ変えませんか

日本橋ヨヲコさんの現在書いているバレーボール漫画「少女ファイト」からの名言です。

最近出た「少女ファイト」の単行本3巻の中で、主人公が辛いとこから立ち上がる重要なセリフになっており、かつそのセリフを言ったキャラクターのストーリーも背景にあるから感動せざるを得ないセリフです。

仕事をしながら、先程このセリフが頭をよぎったので、ぜひみなさんにも紹介したいな、と。

僕は日本橋ヨヲコさんの漫画が大好きで、全部(とはいっても、そんな数多いわけじゃないですが)読んでます。

恥ずかしくて普通の漫画じゃあ書けない、もしくは書いてもダダスベりしてしまうような熱いセリフを、スタイリッシュに、かつ情熱的に心に響かせてくる稀代の漫画家です。

女性ながら線の太い、少年誌のような描写が特徴的なのも挙げておかなければならないですね。
(というか最近の少年漫画の線が細くなってるような気がする)

僕は彼女の漫画「G戦場ヘヴンズドア」を読むためだけに、創刊初期の超カオス状態だった「スピリッツ増刊IKKI」を買っていたくらいです。

素直に感動できて、いい言葉・セリフが散りばめられてて、しかも血沸き肉踊るようなストーリー展開の漫画って自分の中ではそんなになかったんですけど、ほんと「G戦場ヘヴンズドア」に関してはガチです。

「なんかおもしろい漫画ない?」って言われたら、今のところ100%「G戦場ヘヴンズドア」をおすすめしてます。

G戦場ヘヴンズドア」とは漫画をテーマにした漫画。
みんな何らかのトラウマを抱えてて、そのトラウマを乗り越えようとする中で傷つき、他人や自分を裏切り、それでもその先にある幸せを求めようとする様が読む者の経験ともオーヴァーラップして響きます。

きっと、少女ファイトも僕の中で殿堂入りするでしょう。

ちなみに日本橋ヨヲコさんの漫画を読むなら、

「バシズム」

「プラスチック解体高校」

G戦場ヘヴンズドア

少女ファイト

の順番で読むと、一部キャラクターが継承されてて面白さが増します。

秋の夜長に、ぜひオススメです。