羅臼に来ているわけだが

今日19日から明日20日まで羅臼遠征です。

目的は知床羅臼町観光協会の事務局長氏に会いにいき、そして見事エコナコトのスペシャルブログでブログを始めてもらうこと。


そのために朝7:00の汽車に乗り込み、まずはスーパーおおぞら1号にゆられて釧路へ。



釧路へ行く道中で「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」を途中まで読みました。


うーん、まろゆきは『ゆる賢い』。こうなってみたいものです。



11:00


釧路へ到着し、レンタカーを借りていざ羅臼へGO


釧路から羅臼までは3時間の道程です。ど、ど、ど、ど、道程ちゃうわ!はAt the Drive Inの曲ですね。


途中は雪がいっさいなく、いうなれば秋模様。


車内においては寒さも全く関係ないので、ほんとに秋のような感じです。


12月もなかばなのに、道に残雪もないなんて。



12:30


途中、小さな集落のほったて小屋みたいな食事処で昼食をとる。


おもてに看板なども出ておらず、ただ「お食事処」ののれんがかかっているだけです。


どうやら入ってみると、ジンギスカン屋の様子。


「いらっしゃい」と一応おばちゃんに言われるものの、メニューもなくどうしたものか。



「なにか・・・めしを食わせてください」



そういって出てきたのは肉丼。・・・肉丼て!!


ばあちゃん家でとりあえず昼食に間に合わせに出してもらったような肉丼。

800円也。



そうして羅臼へとまた車を走らせます。


羅臼に行くにしたがい、地名もだんだんアイヌ語そのままになっていきます。


アイヌ語の地名というのは多少なりとも大抵はデフォルメされているものですが、おそらくこの界隈はアイヌ語そのままです。


『ポン陸士別』とか、地名にポンって入っちゃってます。

※ここでポン貴花田のことを思い出したのは俺だけでいい



15:00


羅臼到着。



冬至も近く、日は短く、15:00だというのに既に日が傾きはじめていました。



太陽の光が白く反射して、海がまっしろな光の海になっています。



空はなんともいえない夕方の色。



そして、飛び交う海鳥。



風光明媚とはまさにこのこと。


ふつくしい・・・



写真にはおさめられない、一種のカタルシスがそこにはありました。



16:00


羅臼町観光協会へ凸。


三浦事務局長氏とおよそ1時間半のお話をしました。


氏曰く「見せてこそ守れる環境がある」。



三浦氏は自らもマイバッグ・マイ箸を持ち歩くエコな人。


そして、誰よりも羅臼のことを伝えたいという思いをもっています。


それらの思いが重なり、24時間アタマが羅臼のことを考えている中で出た結論のようです。



そういった環境の話などになると、ぼくもすっかり日本を変える野望のことなど語ってしまい、ちょっと喋りすぎたかな?と思いましたが、逆にそれが三浦氏にとっては好印象だったようです。


それだけしっかりしたビジョンを持った方となら、仕事をしてみたい、と。



そんなわけで、年明けにはなると思いますがエコナコトで知床羅臼町ブログが始まります。


乞うご期待。




18:00


三浦氏にいくつか教えてもらったお店のうち、「海彦」という店で夕食。


焼酎の水割りと一緒に、サーモン・釧路産しめ鯖・羅臼産さめがれいなどのメニューを堪能。


さめがれいは初めて食べましたが、味は濃厚でこりっとした食感がたまりません。


札幌でもめったに食べられないという海の幸にすっかりメロメロです。




さて、明日は三浦氏にご紹介いただいた標津役場の地域振興課の課長様とのおはなしです。


標津は目だってはいませんが、地域全体で振興に取り組んでおり、特に修学旅行生の誘致を行っているということです。


16年前に起きたいくらのO-157騒動・・・漁業そのものを揺るがす大きなピンチを、逆にチャンスへと変えて16年間右肩上がりだということです。


売りや観光名所はないが、ないなりに頭を使って協力し合って、今年ものべ数千人の修学旅行生を受け入れているらしいです。


まさにプロジェクトX的なエピソードがある標津の地域振興におけるキーパーソンが、10:00からあるという議会の前に時間を作ってくださいました。


そんなわけで9:00までに標津まで行かないとならんということで、明朝はゆっくりできません。


課長様といい話ができればと思っています。